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(談話)「北方領土の日を迎えて」

2017.02.07
 わが国固有の領土である北方領土は、昭和20年8月28日から同年9月5日にかけての
旧ソビエト軍による武力侵攻以降、現在に至るまで旧ソビエト、次いでロシアによる不法占拠が続いている。
 日本国民の意思を示すべく昭和40年より開始された北方領土返還要求署名運動による署名数は、
平成29年1月時点で8800万を超えた。その一方で、昭和20年当時17,000人いた島民は
現在6,600人にまで減少し、平均年齢も80歳を超え、進展しない領土交渉は「生きて故郷の土を踏みたい」
との島民の思いに応じられぬままいたずらに時間だけが流れている。
 この様な現状を打開すべく、昨年の12月に、ロシアのプーチン大統領と安倍総理との間で首脳会談が行われた。
忌憚のない意見交換を通じて、先祖の墓を訪問するための日本人の元住民の往来に関して、人道上の理由に立脚し、
改善を必要としているとの認識で一致したことや、特別な制度のもとでの北方四島における共同経済活動について
協議を開始することなど、一定の合意に達したこと自体は評価したい。
 しかしながら、地対艦ミサイルの配備等のロシアによるこれまでの一連の強硬措置や、シベリア抑留等の
歴史的な背景を勘案するならば、今後の進展を純粋に楽観することは出来ない。平和条約の締結と北方領土問題の
解決に向けての協議を本格化させるにあたって、譲ることは譲りつつも、譲るべきでないことは断じて譲ってはならない。
 日本のこころを大切にする党は、日本国政府に対し、今後の日露交渉の過程において、北方四島が
当然日本に帰属することを、一切の妥協なく、「国家の意思」として引き続き明確に示していくことを求める。

平成29年2月7日
日本のこころ
幹事長 中野正志

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